HPRIMG5774.jpg

HPRIMG6323.jpg

 

 

染料の調合

テキスタイルにとって重要な配色作り。

様々な色を作り、その中から配色を決定し、

電子計りを使って0,01gの単位まで調整を行います。

再生産の際もきっちり同じ色になるよう、気の抜けない正確な作業が求められます。

HPRIMG4657.jpg

HPRIMG4278.jpg

HPRIMG4289.jpg

 

 

生地貼り

紙と違い伸縮性のある布は、止めて染める必要があるため、

粘着性のある染め台に貼っていきます。

簡単そうに見えて、生地を真っ直ぐ正確に貼るのは至難の業。

 

 

 

染め

手捺染専用の型を使います。

枠に強いテンションで張られているため、少しぶつけただけで一瞬にして裂けて破れてしまうという繊細な道具。

一色につき一枚の型紙が必要です。

この型を使って一色ずつ染め→乾燥→染め・・・という作業を繰り返していきます。

注染のように畳んで一度に染める事ができないため、1反(13m)の生地を1カ所ずつ根気よく染めていきます。

HPRIMG6012.jpg

 

 

蒸し

染め上がった生地を十分乾燥させた後、染料を生地に定着させるために蒸し器にかけます。

人が入れるほどの巨大な蒸し器に生地をセットし、高温の蒸気を長時間あてます。

HPRIMG4482.jpg

 

洗い

余分な染料を洗い落とし、さらに染料の定着を良くするため定着加工をします。

洗い残しは厳禁ですが、生地同士が擦れて痛まないよう丁寧な作業を根気よく続けます。

染色加工の中でも非常に高い堅牢性と発色性を持った染色技法です。

仕上げ

洗い後乾燥させ、生地目を整えるため整理加工をして完成です。